ZERO!!
旧省エネ基準(S55年基準)や新省エネ基準(H4年基準)から次世代省エネ基準(H11年基準)にグレードを上げただけでもその快適性の変化に驚いた記憶がありますが。。。
ZEH（ネット・ゼロ・エネルギー・ハウス）は段違いの性能です。
性能と言うよりは基準を定める側のエネルギー問題への意識が変わったような印象すら受けます。
これまでのように単に快適性を向上させるのではなく、エネルギー問題への興味・関心・参加をうながすような仕組み(HEMS等によるエネルギーの制御・管理・視覚化)などが盛り込まれております。
躯体の断熱性能(窓、外壁、断熱材等)も主たるコンセプト
「*一次エネルギー消費量の収支ゼロ」
を実現するため高性能であることはもちろん、高効率照明設備(LED等)、高効率空調設備(エアコン等)、高効率給湯設備、高効率換気設備等、導入するほぼ全ての設備において高効率化を図り、改正省エネ基準(H25年基準)より20％以上の省エネ性能を基準としています。
(*一次エネルギー消費量については下記「ZEH関連でよくあるQ＆A」をご参照ください。)
こうした省エネ・高性能を満たした住宅に、再生可能エネルギー(太陽光発電等)を導入し、自発的にエネルギーを創ることで正味(ネット)で一次エネルギー消費量がゼロな住宅を実現させる。それがこのZEHの家なのです。
≫ZEH関連の補助事業等最新情報
千葉ハウジングでは、お客様の負担軽減のため現行の補助事業に申請し、補助金など経済面での支援をなるだけ受け取れるよう準備しています。
ZEHの補助金に関していえば、他の補助金等と同じく、条件を満たしているかの審査はあります。しかしその第一条件として「ZEHビルダー登録事業者」でなければなりません。
≪千葉ハウジングはZEHビルダー登録事業者です≫
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≫ZEH関連でよくあるQ&A
Question1：
一次エネルギー消費量とはなんですか？
Answer1：
まず一次エネルギーとは何かをお答えします。
一次エネルギーとは化石燃料や核燃料、太陽熱、太陽光、水力、地熱、風力など自然界に存在するままのエネルギー源の事を指します。
そして，この一次エネルギーを使いやすい様(効率的)な形に人工的に手を加えてやった(転換)ものを二次エネルギーといいます。
[具体例を挙げると電気やガソリン，ガスのような形にしたもの]
ゼロエネ住宅の消費エネルギーを計算する場合、二次エネルギーは一次エネルギーに換算して計算します。
【二次エネルギーは、それぞれ異なる計量単位(kWh、ℓ、MJ等)が使用されているので、一次エネルギーの同一単位(Joule)で統合する目的があります。】
そしてQuestionの主題である一次エネルギー消費量とは、建築や住宅で用いる冷暖をはじめ、換気、給湯、照明などの設備機器のエネルギーを熱量換算した合計値の事を指します。
補足：
ただし太陽光発電やエコキュート等による省エネ効果は評価対象となり、全体の合計値から差し引かれます。この時の値がゼロ以下であるならば、数字上(計算上)はゼロエネルギーハウスであると言えるでしょう。
Question2：
高性能なZEH。やっぱり建築費用は高い？
Answer2：
従来の住宅と比較して優れた断熱性能、高効率な各設備機器、太陽光発電等を導入するZEHは住宅建築にかかる費用は増加します。
しかしながらランニングコスト(例:毎月の住宅ローン+水道・光熱費)で考えた場合、従来の住宅のランニングコストをZEHのそれは大きく下回ります。
トータル支出で考えると毎月の支払が少ないのはむしろZEHの家である可能性が極めて高いのです。
ZEHの基本的な考えは快適性を維持したエネルギーの自給自足(自立)です。
それを実現するための断熱性能強化により結露やカビ抑制、ヒートショックの低減、太陽光発電や蓄電池による停電/非常時の安心・安全など先端技術の恩恵を享受でき、ランニングコスト低減を見込めるのは個人的には非常に魅力的であると考えます。
関連LINK：千葉ハウジングのZEH目標公表資料
その他
環境・エネルギー関連の補助事業関連LINK
➡住宅ストック循環支援事業
➡平成29年度スマートエネルギー住宅普及促進事業補助金について
➡東松島市高効率給湯器等普及促進事業補助金
➡東松島市被災家屋等における太陽光発電等導入促進事業補助金
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