空気環境改善策③

FFC免疫住宅で空気環境改善
現代の住宅は、エネルギーを「最小限に最大効率活かす」といった観点から高気密・高断熱仕様が標準化されています。
※それゆえ化学物質の逃げ場が無く、溜まりやすい環境ができ、シックハウス症候群などの心配が懸念されています。

また、内装の全て(床材、壁クロス、カーテン、住設機器等)は抗菌作用が施されているのが一般的で、まるで無菌湿に近い状態と言っても過言でない位です。

そのような環境で生活を続けると、特に乳幼児等の小さいお子様の健康にとって、最も大事な抗体ができにくい住環境が作りだされ、健全な成長が阻害される危険性が指摘されています。
※ベビー服業界では乳幼児・児童の皮膚を保護している常在善玉菌の数も減少させてしまう抗菌加工を止めるメーカーが続出しております。
抗菌加工自体、薬品加工のため善玉、悪玉菌の区別なく抑制してしまう事が問題なのです。

千葉ハウジングでは以前から、なるだけ自然素材で無垢な建材など、提供する素材にこだわりをもってきました。
その上で日本の多湿な環境は悩みの種でもあったのですが、今回、提案するFFC免疫住宅では化学物質に加え、多湿により発生しやすいカビ、それを糧とするダニ、病原性微生物(悪玉菌)等の抑制に有効であるとされます。
その技術を活用することによって、真の「おいしい空気の住まい」を皆様に提供していきたいと思っています。

FFC免疫住宅のFFCとは、
Ferrous Ferric Chloride(フェラス フェリック クロライド)/水溶性二量化鉄塩
という水に溶ける特殊な鉄ミネラルの事をいいます。このFFCを木材等の組織内の水分に含浸・浸透させる技術を「FFCテクノロジー」といいます。

FFCテクノロジーとは?

FFCテクノロジーとは木材・建材・クロス等の素材に含まれる水分(結合水)に上記で触れた水溶性の2種類の鉄(Fe2・Fe3)ミネラルを最新技術により含浸させる技術です。
現代の木材は酸性雨や大気汚染の影響を受け、木材そのものの機能が落ち、健康な素材とは言い切れなくなっています。
また建材・クロスを始め漆喰(シックイ)・珪藻土(ケイソウド)等の一見、自然素材のようなものも化学薬品を使用して商品化されています。
そのような化学物質等に、FFCテクノロジーを活用し、2種類の鉄ミネラルを含浸させることで、化学物質の害を最小限に抑える事が出来るようになりました。
国の基準ではホルマリン、トルエン、キシレン等、揮発性の高い、人体に有害な化学物質を使用することを禁止・制限(※)しています。
しかし、建材等の加工の際には基準外ではあるものの、副次的に人体に影響を与え兼ねない懸念のある化学物質(薬品)も使用されています。
FFC免疫住宅ではそういった疑わしい化学物質も含浸加工工程の段階で揮発・分解させ、より安心安全な建築素材として仕上げる事が可能なのです。

(※)関連LINK:化学物質の室内濃度指針値一覧表

空気環境改善策③FFC免疫住宅の特徴(まとめ)

FFC免疫住宅の特徴
◎善玉菌の増殖を促し、それにより悪玉菌を抑え込む働きが増大します。
 (福岡大学医学部微生物学・免疫学教室の研究より)
◎木材の持つ薬効成分が腐朽菌を抑え、害虫の忌避性を高めます。
 (九州芸術工科大学の研究より)
◎木材の抗酸化力が高まり、腐れにくく長寿命となります。

 

ここで紹介させて頂いたFFC免疫住宅施工や、以下で紹介させて頂いた空気環境改善策に心掛け、目に見えない化学物質等を常に意識することで、その影響/害を減らす事ができると信じています。

関連LINK:厚生労働省健康局生活衛生課:生活環境におけるシックハウス対策
関連LINK:空気環境改善策①換気
関連LINK:空気環境改善策②まず汚さないという考え方

こういった情報を受信し、継続的に実行するだけで、何もお金をかけなくとも、できる事は沢山あります。

そうして「おいしい空気の吸える家」を一つでも多く増やし、宮城県地域の免疫力の安定化を促していくことが千葉ハウジングからの提案・目的となります。


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