おいしい空気が吸えない家とは?

    念願のマイホーム♪

でもなんか調子悪い…
鼻がグズグズする…X(ToT)
頭がクラクラする…(@_@)X
花粉症?風邪かなぁ???
やっと手に入れた「我が家」
知らず知らずの内に
健康を害してしまわぬように

千葉ハウジングでは
室内の空気環境について考えます!

シックハウス症候群




(1)シックハウス症候群とは?
厚生労働省は2004年に正式な傷病名として「シックハウス症候群」を認定しました。
症状としては、鼻炎に似た症状や、倦怠感・めまい・頭痛・湿疹・のどの痛み・呼吸器疾患など多岐にわたるため、医学的に確立した単一の疾患ではなく、居住に由来する様々な健康障害の総称を意味します。

また、個人差が大きいのも特徴で不定愁訴と言われるような本人しか自覚できない症状も多く、自律神経失調症や更年期障害、風邪、花粉症、精神疾患などと誤認されることもよくあります。

明確な症状を示さなかったり、次々と症状が移行していくことも多く、なんとなく調子が優れないなどの自覚が有りながらも同疾患を疑う人は少ないようです。
もし、前述のような症状が長期にわたり継続し、特に室内(※)において、症状の悪化が確認される場合は、その旨を伝えて医師に相談することが望ましいでしょう。
ただ、個人差が大きく医師にも診断が困難であるため正確な診察は専門病院に限られています。
(※住宅に限定されないので室内と表記しました。元凶となる化学物質が存在し、換気の不十分な閉鎖された場所であれば発症の危険がどこにでもあるため、原因の特定までに時間を要する場合が多く、症状が重い場合は要因箇所を長期にわたり離れなければならない事もありえます。それは自宅も例外ではないのです。オフィスや医療機関、学校でも被害の報告があがっており、シックスクールとして問題視されています。)


(2)シックハウス症候群の原因は?

近年、住宅の高気密化・高断熱化などが進み、省エネルギーで、エコで快適な住宅が当たり前となってきました。
ところがその快適な居住空間で、建材等から発生する化学物質などによる室内空気汚染が心配されています。

現在の新建材や生活用品などには
(クロス・合板・接着剤・塗料などあらゆる建材~椅子・テーブル・家具等の内装品、日常的に使用される生活用品に至るまで)
化学物質が含有・添加されています。
(これは製造や作業の過程で、代用できない必要不可欠なものですから仕方がないのです/※代用品で健康被害が少ないものが開発された場合はこの限りでないです)

ほぼ生活に密着するもの全てのものから揮発・飛散する化学物質が、高気密化された室内の空気を汚染することにより環境要因による免疫力低下を促し、果ては健康障害を引き起こすのです。

住環境における健康障害は化学物質によるものに限定されず、湿度環境、カビ・ダニなどの微生物とも密接に関係性があることがわかっています。
(これらの発生防止や除去のための薬剤にも化学物質が含有されています。そのため使用の際は注意が必要です)

 そもそも1990年代に顕在化し、大きな社会問題にも発展したので、当時から有識者らによる有効な対策は議論されていて、だいたいの原因の特定、だいたいの有効対策は講じられてきたのです。
(揮発性有機化合物/VOCなど特に人体に影響をあたえる化学物質を監視・規制を設け、十分な空調・換気設備の義務化などの動き)
関連LINK:化学物質の室内濃度指針値一覧表

ところが健康被害の報告は依然続いています。

最大の要因は問題無いと思われていた?未規制物質による健康リスクです。
天然由来の物質でも濃度により健康に悪影響を及ぼす可能性があるなど、今までの規制対象に収まらない新たな問題が浮上してきたのです。
化学物質というとあたかも人工的(もちろん人工のものも多種ありますが)な印象でありますが自然界にも沢山存在し、昔から身近なものなのです。
(次項のカビ&ダニもシックハウス症候群の要因の一つです)

問題は、その化学物質が一定の箇所に留まり許容の濃度を超えた時におこります。そうならないためにはどう対策をとるべきか?

どうすべき?
➡厚生労働省健康局生活衛生課:生活環境におけるシックハウス対策
➡空気環境改善策①換気
➡空気環境改善策② まず汚さないという考え方
➡空気環境改善策③FFC免疫住宅




カビ&ダニ


(1)カビ&ダニとは?

字のまんまですから、知らない人はいませんよね(笑)
そうです、カビとは菌類の一部のあのカビです。ダニは節足動物門鋏角亜門クモ綱ダニ目に属する動物の総称です(wiki参照)

どちらもある特定の時期には身近な存在ではないでしょうか。宮城県ですと梅雨入りの6月~10月くらいまでですかね…高温で多湿な時期に双方のテンションは最大限あがります。

人間に影響さえなければ、勝手に盛り上がっていていただいて構わないのですが、この双方は人体や住居に影響を及ぼす可能性を多分に秘めており、無視できない存在なのです。

もともと我が国・日本は菌類の発育に適した気候条件のため、昔から味噌や醤油などの製造に親しんできた歴史があります。が、伝統的な我が国の住宅は床下や天井も通気を軸に構築され、ふすまや障子も充分な開放スペースを確保した、空気の大胆な循環・フルリセットを考えた作りでした。

それに対し、気密性に重点を置く最近の住宅では、意図して計画しない限り、湿度環境の調整が困難で、カビ等の発生を促しやすいといったデメリットがあります。

それを放置しておくと、カビ自体の病原性に加え、カビを糧としたダニ類が発生します。

そのカビを糧にするダニ自体は人体に直接の影響を与えないとされますが、その死骸や排泄物はハウスダストとして飛散し、生体は他の大型のダニの餌となるため二次繁殖の危険があります。大型のダニは人体にも直接影響を与えかねません。

先述のシックハウス症候群やアレルギー等の原因の一つともなりえるのでカビ&ダニ双方とも、隣人として暮すにはNGです。デメリットしかありません。

どうすべき?
➡厚生労働省健康局生活衛生課:生活環境におけるシックハウス対策
➡空気環境改善策①換気
➡空気環境改善策② まず汚さないという考え方
➡空気環境改善策③FFC免疫住宅

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